「節約してるはずなのに今月も赤字…」
「買わない節約ってどうやるの…?」
実は日本人の7割が家計が苦しいと感じているというデータがあります。
物価高は家計への影響も大きいですよね
そんな中「買わない節約」こそ最強という意見をよく見かけるようになりました。
ミニマリストとかよく聞くかも
一見シンプルに思えるこの解決策。しかし、ここには誰も教えてくれない重要な落とし穴も隠されています。
この記事では「買わない節約」についてのメリット・デメリットなど詳しく解説していきます。
買わない節約って実際どうなの?
「買わない節約」と聞くと、なんだかすごく窮屈な暮らしを想像してしまいますよね。
でも、実際にやってみると「意外と快適!」と感じる人が多いようです。まずは買わない節約のメリット・デメリットなどを解説していきます。
「買わない節約」が注目されている理由
買わない節約が注目されているのは、社会の変化が関係しています。
- モノ消費からコト消費へ
- 環境への配慮
- 物価高による家計負担
モノ消費からコト消費へ
若い世代を中心に、モノをたくさん持つことよりも、心の豊かさや経験を大切にする人が増えてきました。SNSで見栄を張るような消費から、本当に自分が必要とするものを選ぶ消費へと、価値観が変わってきています。
環境への配慮
SDGsの取り組みが始まり、必要以上にモノを買って捨てるのではなく、本当に必要なものを大切に使う。そんな考え方が広まってきているのも「買わない節約」が注目されている理由の1つです。
物価高による家計負担の増加
モノの値段ほんとに高くなりましたよね。お米や電気など生活に必須なモノの値段が上がったことで、「買わない節約」をせざるを得ない家庭が増えてきているようです。
買わない節約のメリット
買わない節約には大きく4つのメリットがあります。
- お金が貯まる
- 片付けが楽になる
- 時間の使いかたが変わる
- 決断疲れがなくなる
お金が貯まる
まずお金の面ですが、買わないので毎月の出費が減ります。出費が減れば自然とお金も貯まります。
片付けが楽になる
持ち物が少なくなれば、部屋の掃除や整理が楽になり、自由に使える時間が増えることも。
時間の使いかたが変わる
買い物に使っていた時間を、趣味や家族との時間に使えるようになります。ショッピングモールをぶらぶらする代わりに、公園で読書をしたり、友達とおしゃべりを楽しんだり。
決断疲れがなくなる
意外なメリットとして、決断疲れ(デシジョンファティーグ)から解放されることも。「これ買おうかな」「あっちの方がいいかな」と迷う時間が減るので、心に余裕が生まれます。
買わない節約のデメリット
買わない節約にはデメリットもあります。
- 必要なモノも買えなくなる
- 友だち付き合いに悪影響
- 買えないストレス
必要なモノも買えなくなる
「買わない」を続けていると、必要なものまで我慢してしまうケースが増えてきます。本当は新しい靴が必要なのに、節約のために古い靴を履き続けて足を痛めてしまったり。これは本末転倒ですよね。
友達付き合いに悪影響
「お金を使いたくない」って思いすぎて、大切な人との食事会や誕生日会を避けるようになることも。でも、人とのつながりって、お金では買えない大切なものです。
買えないストレス
買いものがストレス発散になる人って意外と多いですよね。そんな人が「買わない節約」に挑戦するとストレスが溜まり精神的にもよくありません。あなたの性格と向き合って取り組むか検討する必要があります。
節約と幸せは必ずしも一致しない
「節約=幸せ」みたいに考えがちですが、実はそう単純でもありません。
確かにお金が貯まれば安心ですが、大切なのは「バランス」です。
例えば、趣味にお金を使うのを完全に控えてしまうと、日々の楽しみが減ってしまいます。勉強や自己啓発にかけるお金を削りすぎると、将来のチャンスを逃すことにもなりかねません。
必要なところにはしっかり使い、そうでないところは控えめにする。そんなメリハリのある節約が、結局は長続きするんです。
買わないのが一番の節約?実はその前に考えたい固定費の見直し
節約を始める前に必ずやってほしいのが固定費の見直し。
毎月の節約が「自動化」できて、一度見直して変更すればその後は特に努力しなくても節約が続きます。
固定費の見直しメリット
固定費見直しのメリットは大きく2つ。
- 1度の見直しで効果がずっと続く
- 生活の質が下がらない
例えば、携帯のプランを見直して月2,000円安くなれば、年間で24,000円の節約。
これって、日々の買い物を我慢するより、ずっと楽ちんですよね。
生活の質が下がりにくいのもポイント
携帯会社が変わったり、生命保険会社が変わってもあなたの生活に大きな変化はありません。
何も我慢することなく、毎月の支払が自動で安くなるのならやらない手はありません。
固定費の見直し順
固定費は効果の大きい順に見直していくのがおすすめです。
具体的には以下の順番で検討しましょう。
持ち家で住宅ローンを借りている人は、金利の低い銀行へ借り換えることで毎月1万円以上の節約につながる可能性があります。どくれくらいお得になるかは
日本人は保険が大好きと言われていて、ほとんどの人は必要以上の保険に入って無駄な保険料を払い続けています。あなたは適切な保険を選べている自信がありますか?毎月2万円以上の節約につながる可能性がある保険の見直しも試してみる価値ありです。
携帯電話やインターネット、固定電話など。最近は格安SIMや光回線のセット割引なども充実してます。家族でまとめると、さらにお得に。
電気会社の見直しや、使い方の工夫で節約できます。LEDに替えたり、エアコンの設定温度を調整したり。小さな工夫の積み重ねが効果を生みます。
1つ1つは小さな金額でも、積み重なると大きな出費になるのがサブスク。使ってないサービスありませんか??
おすすめの見直し方法
見直すポイントわからないな…
固定費の見直しは効果が高い反面、自分で全部やろうとすると結構な手間と時間がかかります。
- 固定費の金額を書き出す
- 高いものがないか調べる
- 見直しの優先順位をつける
- 1つずつ最新のプランをチェック
1日では終わりません…
ここでお勧めしたいのが
まるっと放り投げると、あなたは何もせずにFPが最適な見直しプランを考えてくれます。
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買わない節約の始め方5ステップ
いきなり「全部買わない!」と決めても長続きしません。少しずつ段階を踏んで始めましょう。
- 現状を知る
- 小さな目標を立てる
- 代わりを考える
- 仲間を作る
- 振り返りと調整
4の仲間を作るが意外と重要!
ステップ1.現状を知る
まずは自分が普段どれくらいお金を使っているか知ることから始めます。
1週間くらい買ったものを全部メモしてみましょう。食べ物や日用品はもちろん、ちょっとしたガムとか、自販機で買ったジュースまで。これを見ると「こんなところでお金使ってたんだ!」って気づくはずです。
ステップ2.小さな目標を立てる
まずは簡単な「買わない」を実践してみましょう。
例えば「今週は自販機でジュース買わない」とか「今月は新しい服は買わない」とか。小さな成功を重ねることで、自信がついてきます。
ステップ3.買わない代わりを考える
買わないで我慢ばかりしていたら長続きしません。買わない代わりに自分が満足できる代わりを考えてみましょう。
ジュースを買わない代わりに水筒を持ち歩くとか、新しい服を買う代わりに持ってる服でコーディネートを工夫するとか。
ステップ4.仲間を作る
節約をしていると、自分に負けてしまいそうになることがあります。
そんな時に助けになるのが仲間の存在。家族や友だち、SNSのコミュニティなどで話をすることでモチベーションを保つことができます。
ステップ5.振り返りと調整
うまくいったことや失敗したことを書き留めておくと、自分に合ったやり方が見えてきます。
定期的に振り返り、自分なりの「買わない節約」を身につけていきましょう。
買わない節約を継続するコツ
長く続けるために大切なのは、自分のペースを守ること。無理なく楽しく続けられる方法を見つけましょう。
- ニーズとウォンツの区別をする
- 「買わない」の代わりを考える
- 目標を立てて見える化する
- ご褒美でモチベーションを保つ
ニーズとウォンツの違い
例えば、穴が開いた靴下を新しく買い替えるのは「必要(ニーズ)」です。
でも、すでに10足持っているのに「かわいいから」と買い足すのは「欲しい(ウォンツ)」という気持ちからですよね。
この違いを理解しているだけでも、買い物のしかたに違いが出てくるはずです。
「買わないこと」と「我慢すること」は違う
「買わない」と聞くと「我慢」というイメージが強いかもしれません。でも、実はこの2つは全然違います。
買わない代わりを考えましょう!
例えば、本が好きな人なら、図書館を活用すれば買わなくても読めます。洋服も、友達とシェアしたり、レンタルを利用したりする方法があります。大切なのは、「持たなくても楽しむ方法」を見つけることなんです。
目標をたてて見える化する
- 推しのライブのために節約する
- 旅行のために節約する
- 1年で100万円貯める
具体的な目標をたてることで、つい買いそうになった時に踏ん張ることができます。
また、買わなかったものとその金額を記録してみましょう。「今月は〇〇円節約できた!」って実感できると、やる気が出てきます。
ご褒美でモチベーションを保つ
定期的に「ご褒美」を決めておくのも効果的。例えば「3ヶ月頑張ったら、好きな本1冊買っていいよ」みたいな。
遠すぎるゴールを目指すのは大変だけど、近いところに中継地点を作ることでゴールまで進むことができます。
買わない節約の失敗例
みんながやりがちな失敗例もいくつか紹介します。
- 安物を買って結果的に損
- セールだからと買ってしまう
- 極端な節約で挫折
安物を買って結果的に損
よくあるのが「とにかく安いものを選ぶ」という失敗。100円ショップで見つけた調理器具がすぐ壊れて、また買い直すハメに。結局、最初から良いものを選んだ方が安かったってことも多いんです。
セールやポイント還元の落とし穴
「セールだから」「ポイント還元が良いから」って、必要のないものまで買っちゃうのも要注意。たとえ半額でも、必要のないものなら無駄遣い。これって意外とみんながハマる落とし穴なんです。
極端な節約
極端な制限をして反動買いしちゃうパターンも多いです。「絶対買わない!」って決めすぎると、どこかでポキッと折れちゃって、大量買いしちゃったり。そうならないように、適度な楽しみは残しておくことが大切です。
買わないのが一番の節約を実践している人の声
実際に実践している人の声を集めてみました。
買わない節約の良い意見
- お金が貯まるようになった
- モノを大事にする習慣が身についた
- 家が片付いてすっきり
- 自由な時間が増えた
買わない節約を始めて、毎月2万円ほどお金を貯められるようになった。買ってないので当然だけど、やっぱりお金が貯まっていくのは嬉しいし安心する。(40代女性)
買うことが減り、モノを大事にするようになりました。今まではちょっとした汚れで捨てていた服も、ていねいに洗って着続けています。(30代男性)
物が増えないので部屋がスッキリ。片付けも楽になりました。(40代女性)
今まで買い物に使ってた時間がなくなって、自由に過ごせる時間が増えた!買わない節約を始めると、どこのお店が安いかとか比べるのに時間を使ってたのがバカバカしくなります。(50代女性)
買わない節約のいまいちな意見
- 思ったほど節約にならない
- 買いたい気持ちでストレス
- 子育て中には無理
もともとあまり買わない生活なので、買わない節約と言ってもあまり効果がなかった。(30代男性)
買えないことがストレスになり顔にぶつぶつとニキビができてしまいました。私には向かない方法みたいです。(20代女性)
子育てをしていると必要なものが次から次へと溢れてくる。買わない節約なんて無理。(30代女性)
買わないのが一番の節約によくある質問
買わない節約によくある質問を紹介します。
買わないのが一番の節約まとめ
モノを買わないことは節約に直結します。
ただし大切なのは「バランス」
どんなにお金が貯まっても、お金を使えないストレスが溜まったり、身体を壊してしまっては意味がありません。
趣味にお金を使うのを我慢し続ければ、日々の楽しみが減ってしまいます。勉強や自己啓発にかけるお金を削りすぎると、将来のチャンスを逃すことにもなりかねません。
無理な節約をする前に、生活の質を落とさずできる固定費の見直しなども検討してみてください。
あなたに合ったメリハリのある節約生活を心がけていくことが重要です。
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